寺フェス’18 in 山形県朝日町若宮寺について

も1ヶ月以上前になりますが…

初めて参戦しました。

山形県朝日町にある若宮寺にて音楽フェス。

真言宗豊山派のとても立派なお寺です。

出演者!!これもまた大好き方ばかり!!

・銀杏BOYZ

・倉本美津留

・柴田聡子

・みうらじゅん

・向井秀徳アコースティック&エレクトリック

・登坂尚高

・登坂高典(説法)

何が凄いかといえばスポンサーがいなくても、

ちゃんとチケット完売の満員御礼であることです。

1年間必死で資金集めし、紡いだ想い、相当な苦労があると思います!

運営スタッフもボランティアスタッフも全て町の方で行い、

まさに地域貢献の最上級!

DIY精神に溢れたフェスでした。

いや〜いいですね!

まさに個人の情熱が人を、町を、動かしている様子が見れました!

 

お粗末ながら私も『おくりびと』として、

ご住職に山形の葬儀について少しだけ話しを伺いました。

私の地域には真言宗はないので密教のお話は大変勉強になりました!

忙しい中有り難い御朱印もいただきました!

夜になり雨も降ってきましたが、

花火も決行!

いい〜勉強になりました!

やるな!寺フェス!!朝日町!!

来客の対応に追われる中、御朱印、本当にありがとうございました!

公式サイトはこちらから

 

愛宕神社と増上寺と浄心寺とエンディング産業展について

8月24日東京ビッグサイトにてエンディング産業展に行きました。

夜行バスに揺られこと6時間。

東京は朝から交通機関も元気で、開場前に念願の愛宕神社へ向かいます。

出世の石段をドキドキとワクワクで登る途中で突然の雨風!!

きよめよ!ということですね。

やはり東京の神社仏閣は大手企業も奉納しているためか繁栄し活気的です。

主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)火の神です。

表現が適切かどうかわかりませんが火の神ということで非常に男性的?!な雰囲気を感じましたが、落ち着いてきたらずっと境内にいたいと思えるくらいしっくりきました。

そして向かうは浄土宗大本山増上寺へ。

いつか「ぶっちゃけ寺」で山(三)門の2階の秘仏公開されてましたね。

この三門は三解脱門と呼ばれ、三つの煩悩「貪欲(とんよく・むさぼり)・瞋恚(しんに・いかり)・愚痴(ぐち・おろかさ)」の三悪を解脱する、煩悩を解脱する門と言われています。

不思議なもので東京タワーと増上寺はセットと考えてもいいいくらい、

紅白のコントラストが見事です。(しかし写真、残念。雨雲!!)

上品上生(じょうぼんじょうしょう)?の印相の阿弥陀様の前でしばしの間、瞑想をしてきました。

増上寺は他にも見所たくさんありますが、今回はパスして、文京区の浄心寺へ。

浄心寺のご住職はターミナルケアやグリーフケア、いのちの教育など各地でセミナー行うほど力を注いでいらっしゃいまして、本も出版されてます。

雑談話でもいいのでお会いできればと思ったのですが、今回はアポなしでもあるためご縁はありませんでした。

いつもニコニコポジティブ布袋様。

その袋には不幸やネガティブを閉じ込めておくと言われています。

お寺のカラーがそのまま布袋様に反映してるように感じました。

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何かと話題になる「遺体ホテル」ですがお寺様でもやってまして、8室完備してます。

東京の火葬待機の現状を考えれば大変有意義に感じます。

お寺が運営しているため安心感もありますね。

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愛宕神社〜増上寺〜浄心寺と巡り、だいぶ気持ちも落ち着きはじめたのですが、

今回の目的はエンディング産業展ですのでビッグサイトまで駆け足で行きます。

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エンディング産業展、ジャパンストーンツアー、終活フェスタ&ソナエ展同時開催ということでたくさんの葬儀や石材、墓石関係者、僧侶など見えてました。

セミナーも開催されてまして、私は

・『自社顧客を獲得するツールとしての処置・メイク』

・『葬儀担当者のための、式場セミナーの企画運営方法と事前相談の運用』

2つを受講してきました。

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各パビリオンを見て回り感じたことがありました。

  1. 永代供養、納骨の合祀、樹木葬や宇宙葬など死生感の変化
  2. ペット葬などペット関連の需要が高いこと
  3. 生花祭壇アレンジの技術が年々上がってきている反面、花を使わない祭壇も目立っていた
  4. 寺院での出展は浄土真宗(東と西)のみ
  5. 孤独死など遺品整理から日本がこれから抱えてくる闇を垣間みた
  6. できるだけ無駄を出さない盛籠の出展 などなど

日本における葬儀では豪華絢爛という流れはとっくに過ぎてまして、質素でもオリジナリティー溢れる葬儀がこれから本格化してくるかと思います。

いずれにせよ送る側、送られる側、残す側、残される側、誰のため何のための葬儀なのか真剣に考えていけば答えが見えてくるような気がします。

最後に私の姉がお世話になっている五反田のティラヴィーへ。

おいしいご飯もいただき峰先生に貴重な話もしていただきました。

帰りの夜行バスの運転手さんもとても親切でして、感謝の1日でした。

写真は峰先生のブログからです。

ティラヴィーは家族共々お世話になってます。

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納棺師(士)について

映画『おくりびと』のヒットを受けて知名度が上がった納棺師ですが、

仏教の宗派のように色々な呼ばれ方があります。

まずは一般的に納棺師は化粧を施し、

着物を着せて棺の中へ納棺する人のこと、

また死化粧師(士)とも呼ばれます。

湯灌師は、自宅または斎場に浴槽を持って行き、

個人様をご洗体、ご洗髪させていただく人のこと。

また事故などにより損傷の激しいご遺体を専門的にケアにあたる

復元納棺師と呼ばれるエキスパートもいます。

エンバーミングという特殊処置を施すエンバーマーというスペシャリストもいます。

エンバーミングはもともと南北戦争で亡くなった兵士を故郷に戻すために、

ご遺体の長期保存から始まった技術であると言われてます。

感染予防にも最適かつ腐敗にも強く、

海外搬送では必ず施さなければなりません。

土葬文化の根強い北米などではエンバーマーはかなり格式高い職業です。

エンバーミングに関してはIFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)の規定により、

あまり適当なことは書けないのですが・・・。

何でも極めるにはそうだとおもうのですが、

並大抵の勉強では習得できるような仕事ではないです。

赤ちゃんのお肌

私は横須賀の湯灌屋からスタートしました。

悲しみの現場は辛く、最初の3ヶ月は本当に必死でした。

詰め物や口上、所作や着替え・・・。

今でも思い出すのは赤ちゃんの担当をした時です。

握り拳くらいの大きさの顔には、

保湿クリームが全く馴染まず、

必死で『ごめんね』『ごめんね』とつぶやいてました。

帰りの車で無力さに涙がボロボロ・・・。

初めてストレスからくる蕁麻疹になりました。

その後勉強したことでわかったのは赤ちゃんの肌は水分が多く、

アルコールの入った製品は全く合わないことでした。

それでも毎日通い続け色が変わらないようにつとめました。

赤ちゃんのパパとママには『毎日来てくれてありがとうございます』と言われました。

違うだろ!気を使わせてどうすんだ!疲れてんのは明らかパパとママなのに・・・。

かける言葉が何も見つからないのです。

おそらく死の間近で働く人たちには一度は経験あるはずです。

おくり鳩

せめてもの思いとして納棺前に「おくり鳩」をお渡しました。

鳩は古来より神仏の使いとして、

思いを天へ運んだと言われてます。

私は出棺も担当しましたが最後まで何もお声掛けできませんでした。

出棺のバスの中ではお坊さんの唱える『舎利礼門』が響いてました。

赤ちゃんのママは火葬場までずっと何かを握ってました。

荼毘に付される最後の別れの時、

『これ入れたいんだけど・・・。』

そっと「おくり鳩」を綿花の布団で眠る赤ちゃんの上に手向けてました。

日頃わかったような口調で仏教や宗教を語ってても、

私には実際に浄土や天国なんかあるかわかりません。

それでもこの時は南無阿弥陀仏なのか南無妙法蓮華経なのか、

南無釈迦牟尼仏なのか何だったのかわかりませんが、

強く強く・・・ただ強く・・・手を合わせてました!!

写真は参考にした先生たちの本です。

あとは実践と先輩の姿で学びました。

追記

北米でも火葬率はグッと上がっているそうです。これは1960年代バチカン公会議でカトリックが火葬を容認したことからと言われてます。

最上三十三観音 25番(尾花沢)

松尾芭蕉が寝泊まりした市内では唯一の天台宗のお寺です。

「おくのほそ道」に関してはあまりにも有名ですので割愛します。

山門の金剛力士像は脚絆を装着してます。

とても個性的なお姿をしてます。

「涼しさを 我が宿にして ねまる也」

ねまるというのは方言で『寝る』ことを指します。

小学生のころ友達の家が近くにあったのでよく境内で遊んだものです。

中には千羽鶴がたくさんありました。

関東や関西や四国から色んな地域からの願掛けのお札があり信仰の厚さを感じました。

光背の綺麗な観音様です。

公式サイトはこちらから。

御本尊

聖観世音菩薩 慈覚大師 御作



御詠歌

おばなざは 
ほとけのみての

いとすすき
てに
とるからに 

ゆらぐたまのを

最上三十三観音 24番(上ノ畑)

最上三十三観音24番はおしんで有名な銀山温泉の入り口、

上柳渡度の薬師寺境内にあります。

3〜4年前に本堂の修理を終え、

何度かお邪魔したことありますが中は大変綺麗です。

山門は楼門形式(2階建て)となっております。

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紫陽花がアクセントになってます。

地蔵尊がお持ちになる錫杖の回しがあります。

煩悩を打ち払うと言われてます。

度重なる火災にも負けず、

先人が守り抜いた観音様がいらっしゃいます。

明治維新前は銀山辺りには関所があり、

遠路はるばるの道程、

移りゆく時代を背にした大名や武士たちを、

どのような思いで見送られてきたことでしょうか。

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観音様はこちらから覧ください。

御本尊

聖観世音菩薩 春日 御作



御詠歌

たなはしの

かみのはたより

ながむれば

あきのたおもて

ぼさつなりけり



御利益
諸願成就

最上三十三観音 23番(六沢)

最上三十三観音23番は六沢の円照寺境内にあります。

写真を撮っている直ぐ側には猿の親子がいました。

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山門には全国でも珍しい民俗衣裳を着衣した金剛力士像(阿吽)がお出迎えしてくれます。

老朽化による損傷が激しく、いた堪れなく思い着せているそうです。

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慈母観音菩薩はマリア観音とも呼ばれています。

今話題の隠れキリシタンですね。

弾圧されたキリスト信仰を保つため、

慈母観音菩薩に聖母マリアのお姿を投影したと言われてます。

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松の木と鳥居が調和してます。

立像した観音様は顔元は拝見できませんでしたが、

公式サイトから拝見出来ます。

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御本尊

聖観世音菩薩 慈覚大師 御作



御詠歌

いまここに

みのりのふねの

をりをえて

のちのよまでも

うかぶなりけり



御利益

諸願成就

最上三十三観音 30番(丹生村)

空海の足跡を辿る四国八十八箇所のお遍路が有名ですが、

山形にもあります。

置賜、庄内、最上三十三観音巡りです。

記述は室町時代からと大変古いです。

巡礼の目的はみなさんそれぞれありますが、基本的には安楽のためだと思います。

第一番は天童から始まるのですが、

実は大石田、尾花沢で約3分の1は巡礼可能です。

昔は最上川の中心として栄えたのは山形ではなく大石田だったことがわかります。

さて、時間を作って足を運んでみます。

本来なら一番札所から巡るべきなのですか。。。

いきなり三十番!!

尾花沢の丹生にあります。

私の父方の母は丹生の人で、

私の菩提寺は丹生の曹洞宗巣林寺です。

35度の猛暑の中、蝉の声がこだましてます。虫除けのはずのはっか油スプレーに蜂がよってきます。

湯殿山の岩に挿す木漏れ日は夏仕様です。神仏習合ですね。

実は最上三十三観音も明治時代の廃仏毀釈(仏を壊せ!寺院を潰せ!という動き)によりかなりやられたそうです。

みなさんの祈祷の札が信仰の厚さを物語っています。詳しい説明は公式サイトからどうぞ。

御本尊
聖観世音菩薩 弘法大師 御作

御詠歌
あなたふと
みちびきたまへ
にうむらの
くわんぜおんにぞ
はこぶあゆみを

御利益
諸願成就