最上三十三観音 25番(尾花沢)

松尾芭蕉が寝泊まりした市内では唯一の天台宗のお寺です。

「おくのほそ道」に関してはあまりにも有名ですので割愛します。

山門の金剛力士像は脚絆を装着してます。

とても個性的なお姿をしてます。

「涼しさを 我が宿にして ねまる也」

ねまるというのは方言で『寝る』ことを指します。

小学生のころ友達の家が近くにあったのでよく境内で遊んだものです。

中には千羽鶴がたくさんありました。

関東や関西や四国から色んな地域からの願掛けのお札があり信仰の厚さを感じました。

光背の綺麗な観音様です。

公式サイトはこちらから。

御本尊

聖観世音菩薩 慈覚大師 御作



御詠歌

おばなざは 
ほとけのみての

いとすすき
てに
とるからに 

ゆらぐたまのを

最上三十三観音 24番(上ノ畑)

最上三十三観音24番はおしんで有名な銀山温泉の入り口、

上柳渡度の薬師寺境内にあります。

3〜4年前に本堂の修理を終え、

何度かお邪魔したことありますが中は大変綺麗です。

山門は楼門形式(2階建て)となっております。

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紫陽花がアクセントになってます。

地蔵尊がお持ちになる錫杖の回しがあります。

煩悩を打ち払うと言われてます。

度重なる火災にも負けず、

先人が守り抜いた観音様がいらっしゃいます。

明治維新前は銀山辺りには関所があり、

遠路はるばるの道程、

移りゆく時代を背にした大名や武士たちを、

どのような思いで見送られてきたことでしょうか。

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観音様はこちらから覧ください。

御本尊

聖観世音菩薩 春日 御作



御詠歌

たなはしの

かみのはたより

ながむれば

あきのたおもて

ぼさつなりけり



御利益
諸願成就

最上三十三観音 23番(六沢)

最上三十三観音23番は六沢の円照寺境内にあります。

写真を撮っている直ぐ側には猿の親子がいました。

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山門には全国でも珍しい民俗衣裳を着衣した金剛力士像(阿吽)がお出迎えしてくれます。

老朽化による損傷が激しく、いた堪れなく思い着せているそうです。

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慈母観音菩薩はマリア観音とも呼ばれています。

今話題の隠れキリシタンですね。

弾圧されたキリスト信仰を保つため、

慈母観音菩薩に聖母マリアのお姿を投影したと言われてます。

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松の木と鳥居が調和してます。

立像した観音様は顔元は拝見できませんでしたが、

公式サイトから拝見出来ます。

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御本尊

聖観世音菩薩 慈覚大師 御作



御詠歌

いまここに

みのりのふねの

をりをえて

のちのよまでも

うかぶなりけり



御利益

諸願成就

最上三十三観音 30番(丹生村)

空海の足跡を辿る四国八十八箇所のお遍路が有名ですが、

山形にもあります。

置賜、庄内、最上三十三観音巡りです。

記述は室町時代からと大変古いです。

巡礼の目的はみなさんそれぞれありますが、基本的には安楽のためだと思います。

第一番は天童から始まるのですが、

実は大石田、尾花沢で約3分の1は巡礼可能です。

昔は最上川の中心として栄えたのは山形ではなく大石田だったことがわかります。

さて、時間を作って足を運んでみます。

本来なら一番札所から巡るべきなのですか。。。

いきなり三十番!!

尾花沢の丹生にあります。

私の父方の母は丹生の人で、

私の菩提寺は丹生の曹洞宗巣林寺です。

35度の猛暑の中、蝉の声がこだましてます。虫除けのはずのはっか油スプレーに蜂がよってきます。

湯殿山の岩に挿す木漏れ日は夏仕様です。神仏習合ですね。

実は最上三十三観音も明治時代の廃仏毀釈(仏を壊せ!寺院を潰せ!という動き)によりかなりやられたそうです。

みなさんの祈祷の札が信仰の厚さを物語っています。詳しい説明は公式サイトからどうぞ。

御本尊
聖観世音菩薩 弘法大師 御作

御詠歌
あなたふと
みちびきたまへ
にうむらの
くわんぜおんにぞ
はこぶあゆみを

御利益
諸願成就