死化粧について 2

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ここから下の内容不快に思う方もいるかもしれません。

閉鎖されがちな葬儀を少しでもオープンにしていこうとブログの目的もありますので、

ご了承いただけない方はスルーしてください。

さてエンゼルメイクですが、

まず血液や体液漏れがあればしっかりケアします。

皺をあまり伸ばさないように保湿クリームでフェイスマッサージを致しまして、シェービングを行います。

この業界では「シェービングマジック」と言いますが、この時点で表情は穏やかになってきます。

このシェービングは生きている方とはまったく違うので難しいですね。

病院でもしてくるのですが、、、。

時間が立ち皮膚がえぐられ傷になって乾いて黒く変色している場合が多いです。

看護師さんのせいにはできないので、

私たち死化粧師たちの責任となります。

リキッドファンデーションでしっかりカバーします。

会社によっては深い傷があればワックス(特殊メイク)処置も行います。

クリームファンデーションでベースの色を作ります。

もちろん感染予防対策にグローブをします。

ある程度カバーできたらおしろいを落とします。

頬紅は頬の一番高いところから指を使ってポンポンと叩きながら付けていきます。

できるだけ自然なグラデーションになるように意識します。

頬紅と口紅はできるだけ近い色を選んでいきます。

口紅を入れる前に潤わせるためのワセリンを軽く塗ります。

グロス代わりにベビーオイルを口の真ん中に少しつけます。

若い方でしたら口角までハッキリ輪郭を入れます。

女性の方には瞑っている下瞼の奥に黒いアイラインを入れます。

上瞼には白いアイシャドウを軽く叩きます。

目元がクッキリしてきます。

一度立ち上がり足元から顔全体を確認します。

違和感なければ、ドライシャンプーをして分け目、癖毛を見極めながら髪を櫛で梳かします。

私の死化粧は大体このように執り行います。

場合によっては全て家族にやっていただくこともあります。

男性、子どもや赤ちゃん、若い女性、黄疸、鬱血、蒼白化、自死などその時々にメイクは変えていきますが、基本はこの通りです。

施行を行う前、行った後は仏教系でしたら合掌、神道やキリスト教系でしたら黙祷と私たち納棺師は必ずご宗派に沿って、立場をわきまえて行動するよう心がけてます。

写真は私のメイクセットです。

この他に湯灌セット、処置バッグ、ドライアイス、着物や旅支度などかなりの量の荷物と、あとは・・・。

「よし!!」という覚悟を持って現場に乗り込みます。

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